相手に期待しないで、自分が変わると…?


気がつかないうちについつい相手に期待をしてしまっていて

それが叶わなかった時、ガッカリしてしまった・・・

というような経験は、誰にでもあると思います。

子どもの頃、無意識のうちに親に対して

お父さんにはこうあってほしい
お母さんにはこうあってほしい

という期待があって… それが叶わなかったことで

私は愛されていない
私のことを分ってくれない 認めてくれない
私が困っても 助けてくれない

そんな風に、強い誤った思い込みが出来てしまうと・・・


その思い込みが潜在意識にあることで

・人間関係が上手くいかない
・些細なことにもイライラしてしまう
・ふとした瞬間に不安が湧いてくる

というようなお悩みを抱えていらっしゃるケースはとても多いです。



親も完璧な人間じゃないから迷いながら子育てしていたんだから仕方ないよねと、

大人になって理解できたり 納得したり、諦めたりすることで

その誤った思い込みは、終わさせることができた…と思えた。


でも、実はそうやって無理やり今の自分を納得させようとしてしまうと

潜在意識にいる無邪気な子どもの頃の自分が 傷ついてしまったままになって、

潜在意識の中で、気づかないうちにブレーキをかけてしまっていることになるのです。



誰にもわかってもらえない

自分が信じられない

何かあっても、自分のせいだ・・・と思って自己嫌悪におちいってしまう・・・。


次第に、本来持っていた素直な自分の気持ちがわからなくなってしまって、


自分の本当の感情がわからなくなってしまうという ネガティブ思考の悪循環に陥ってしまいます。


その思考が繰り返されると、その辛い気持ち、不安な気持ちが現実に投影されて、

実際にその心あり方を証明するかのように不幸な人生となっていってしまいます。



だから、幼かった頃に抱えていた自分の辛い気持ちにふたをしてしまったり、

無理やり理解しようとして終わらせようとしないことがとても大切です。



傷ついたインナーチャイルドを癒すワーク


インナーチャイルドを癒して、心に絶大なる安心をもたらすワークをお伝えしますね。

子どもの頃に傷ついた心に
寄り添って、出したかった感情を
思いっきり発散しましょう。

ちいさな子をあやすように
自分をしっかりと抱きしめて

泣きながら、怒りながら

悲しかったよね

ムカついたよね

今まで、その感情を無視してきてごめんね

わかってあげれなくてごめんね

今、その気持ちを教えてくれて、ありがとう


これを徹底的に繰り返すことで
傷ついた幼い心が癒されていきます。

すると、自分の中に 絶大なる安心感が育ち、
些細なことに苛立つことがなくなり 気持ちにゆとりが芽生えてきます。

そうすると自然と相手を思いやることが出来るようになり
周りに変な期待をしなくなります。

人間関係を良くしたいと思うならば、相手を変えるより、

自分が変わるほうが早くて楽で確実です。

なぜなら、人はその人自身の価値観で生きているからです。

以前の私は、周りの人にこうなってほしいと思ってしまい、

変わらないそのことで悩むことが多かったのですが、

今では、この人はそういう考え方、この人の考えや価値観で生きている・・・と

自然に受け入れられるようになり、勝手な期待をしてしまうこともなくなりました。


すると・・・


不思議なことに昔なら大きくガッカリしたことが、今ではなんとも思わなくなってしまいました。

今では、自分の考え方が180度変わったことで人間関係で悩むことがなくなり

本当に生きやすくなったのです。


自分のこころが安定してくると、相手の思いや生き方を大切にできるようになりました。


インナーチャイルドを癒していくと、自分の中で今までとは違った反応が起こり、

世界が変わり始めます。

他の人の視点に立って客観的に見てみるだけで変わります


そして、最後に


心理学のテクニックには
相手の視点や第三者の視点から
物事を見ることができるようになる
「ポジション・チェンジ」
というのがあります。

自分の視点とは違う角度や
視点で物事を見ると
違ったものが見えてくることは
よくあるものです。

他の視点に立って、
客観的に状況を見てみると
「自分が過剰に期待していた」
ということに
気づくときもあります。

相手の立場に立って
物事を考えてみることは、
より良い人間関係や
仕事でより高い成果を得るために
とても大切なことです。


人間関係や親子関係のお悩みでお困りの方へ